お弁当
お弁当が大好きです。
小さい頃(小学校低学年くらい?)までは、冷めたモノが食べられなくて大嫌いでした。幼稚園では、お弁当を食べてさようならだったのですが、ほんとに全く手をつけずにいて、キ○ガイな担任の先生にブン殴られたり、親を呼び出されたりしていました。
今でこそ、こんなに食に執着していますが、小さい頃は食に全く興味がなく、御飯もあまり食べず、かと言ってお菓子を食べるわけでもなく、かかり付けの小児科の先生には
『まあ、食が細いだけで、成長には影響してないし、そのうち自然と食べるようになるからほっといて大丈夫ですよ。』
と言われたこともあり、母もほったらかしにしてたそうです。
しかし、そんな話は通用しないのが、幼稚園の担任。すっげーキ○ガイで、子供を泣かすために幼稚園の先生をしてるような人でした。ある日、お弁当の時間に全員庭に出されて、
『今日は、お外で食べましょーう!ぜ・ん・ぶ食べ終わった人から、お教室に帰ってきてくださぁーい!』
こんなことで、ひるむようなミナコちゃんじゃあ、ありません。みんなと一緒にお弁当のふたを開け、一番先に帰っちゃ怪しまれる、かと言って、一番最後なのもわざとらしい。みんなが食べ終わって、わーーと団子になって教室に入る時に紛れ込もうと心に決め、うさちゃんりんごやタコさんウインナーとにらめっこすること十数分、
『ごちそうさまでしたぁぁ!』
と、みんなが片付けを始めたので、私もいそいそとお弁当のふたをしめ、みんなと一緒に教室に入ろうとした瞬間、むんず、と襟首を掴まれました。
担任が、私の襟首をつかんでこう言い放ちました。
『お弁当のふたを開けてごらん。』
この先生には、毎日何かしら怒られていたのでもう完全に開き直って、お弁当のふたを開けました。そこには、もちろん手付かずのお弁当。
『食べてないじゃない!!!なんで嘘つくの!!!』
バッチコーーーーン!
思いっきり横っ面を張られました。先生は私がびや~~~~~と泣くことを期待したのでしょう。しかし、
クワッ
と私は、怒りに満ちた目で先生を睨み返したそうです。(他のクラスの先生の証言)
その後、お迎えに来ていた母が職員室に呼ばれ、散々私の反抗的な態度をつらつらと並べ、ごうごうと怒りを母に突き付けてきたらしいのですが、舐めてはいけません、我が母を。
『あの先生、頭おかしいわね~、何だがぐちゃぐちゃ言ってたけど、途中で帰ってきたわ~、あははははぁ~。それからね、あの先生の言うこと、別に聞かなくてもいいから!』
次の日から、私は何をやっても先生に怒られる日々でした。でも私はあんまり気にして無い。幼稚園児に相手にされないことに腹が立つ→さらに怒鳴る→なおさら聞いて無い→とにかく怒鳴り散らす→全く聞いて無い。
この先生が最後に出た手段は、先生が先頭になって私をハブにする、でした(アホすぎる…)。先生になついていた数人には、
『ミナコちゃん、いけないんだ~』(何が?)
と言われた記憶はありますが、もともと仲が良かった子と親同士が仲よかった子とは、楽しく遊んでいました。
こんなこともあって、さらにお弁当は嫌いになったのですが、うちの母も気紛れな人で、卒園も間近な頃、お弁当に手紙を付けてくれたことがありました。内容は忘れましたが(忘れるなよ)食べられるものだけ食べれば?的な内容だったと思います。
それから、なんとなくお弁当は食べられるようになりました。
今では、お弁当が大好きで、新幹線になんか乗るとウキウキして、お弁当を買うために一時間も早く、駅についたりします。飛行機の機内食も大好きで、あのマズさがそれはもうたまりません。(エコノミーしか乗らないので。)
もうすぐお花見の季節です。お花見と言えばお弁当。
デパートの地下に行っては、どのお弁当にしようかと、物色する日々なのです。
小さい頃(小学校低学年くらい?)までは、冷めたモノが食べられなくて大嫌いでした。幼稚園では、お弁当を食べてさようならだったのですが、ほんとに全く手をつけずにいて、キ○ガイな担任の先生にブン殴られたり、親を呼び出されたりしていました。
今でこそ、こんなに食に執着していますが、小さい頃は食に全く興味がなく、御飯もあまり食べず、かと言ってお菓子を食べるわけでもなく、かかり付けの小児科の先生には
『まあ、食が細いだけで、成長には影響してないし、そのうち自然と食べるようになるからほっといて大丈夫ですよ。』
と言われたこともあり、母もほったらかしにしてたそうです。
しかし、そんな話は通用しないのが、幼稚園の担任。すっげーキ○ガイで、子供を泣かすために幼稚園の先生をしてるような人でした。ある日、お弁当の時間に全員庭に出されて、
『今日は、お外で食べましょーう!ぜ・ん・ぶ食べ終わった人から、お教室に帰ってきてくださぁーい!』
こんなことで、ひるむようなミナコちゃんじゃあ、ありません。みんなと一緒にお弁当のふたを開け、一番先に帰っちゃ怪しまれる、かと言って、一番最後なのもわざとらしい。みんなが食べ終わって、わーーと団子になって教室に入る時に紛れ込もうと心に決め、うさちゃんりんごやタコさんウインナーとにらめっこすること十数分、
『ごちそうさまでしたぁぁ!』
と、みんなが片付けを始めたので、私もいそいそとお弁当のふたをしめ、みんなと一緒に教室に入ろうとした瞬間、むんず、と襟首を掴まれました。
担任が、私の襟首をつかんでこう言い放ちました。
『お弁当のふたを開けてごらん。』
この先生には、毎日何かしら怒られていたのでもう完全に開き直って、お弁当のふたを開けました。そこには、もちろん手付かずのお弁当。
『食べてないじゃない!!!なんで嘘つくの!!!』
バッチコーーーーン!
思いっきり横っ面を張られました。先生は私がびや~~~~~と泣くことを期待したのでしょう。しかし、
クワッ
と私は、怒りに満ちた目で先生を睨み返したそうです。(他のクラスの先生の証言)
その後、お迎えに来ていた母が職員室に呼ばれ、散々私の反抗的な態度をつらつらと並べ、ごうごうと怒りを母に突き付けてきたらしいのですが、舐めてはいけません、我が母を。
『あの先生、頭おかしいわね~、何だがぐちゃぐちゃ言ってたけど、途中で帰ってきたわ~、あははははぁ~。それからね、あの先生の言うこと、別に聞かなくてもいいから!』
次の日から、私は何をやっても先生に怒られる日々でした。でも私はあんまり気にして無い。幼稚園児に相手にされないことに腹が立つ→さらに怒鳴る→なおさら聞いて無い→とにかく怒鳴り散らす→全く聞いて無い。
この先生が最後に出た手段は、先生が先頭になって私をハブにする、でした(アホすぎる…)。先生になついていた数人には、
『ミナコちゃん、いけないんだ~』(何が?)
と言われた記憶はありますが、もともと仲が良かった子と親同士が仲よかった子とは、楽しく遊んでいました。
こんなこともあって、さらにお弁当は嫌いになったのですが、うちの母も気紛れな人で、卒園も間近な頃、お弁当に手紙を付けてくれたことがありました。内容は忘れましたが(忘れるなよ)食べられるものだけ食べれば?的な内容だったと思います。
それから、なんとなくお弁当は食べられるようになりました。
今では、お弁当が大好きで、新幹線になんか乗るとウキウキして、お弁当を買うために一時間も早く、駅についたりします。飛行機の機内食も大好きで、あのマズさがそれはもうたまりません。(エコノミーしか乗らないので。)
もうすぐお花見の季節です。お花見と言えばお弁当。
デパートの地下に行っては、どのお弁当にしようかと、物色する日々なのです。
たいめいけん(2階):日本橋
3000円。
昼からこんなゼイタクするやついるのか?と思ったら満席で、庶民のわたくしにはびっくりでした。奢りだから行ったけど、自腹では多分行きません。
牡蛎フライ、牛肉のしぐれ煮、サーロインステーキ、ビーフシチュー、あわびのコキールなどなど、大人向けお子さまランチといったおもむきでどれから食べようという楽しみはありますが、私には塩分が強すぎました。全体的にしょっぱい。サラダもドレッシングがたっぷりで逃げ場がない。周りを見るとワインやビールをグビグビ飲んでいるひとばかりだったので、味が濃いめなのかも。
お二階だったので、高めでしたが、一階のランチは1000円前後で出しているようでした。
日本橋駅そば。
昼からこんなゼイタクするやついるのか?と思ったら満席で、庶民のわたくしにはびっくりでした。奢りだから行ったけど、自腹では多分行きません。
牡蛎フライ、牛肉のしぐれ煮、サーロインステーキ、ビーフシチュー、あわびのコキールなどなど、大人向けお子さまランチといったおもむきでどれから食べようという楽しみはありますが、私には塩分が強すぎました。全体的にしょっぱい。サラダもドレッシングがたっぷりで逃げ場がない。周りを見るとワインやビールをグビグビ飲んでいるひとばかりだったので、味が濃いめなのかも。
お二階だったので、高めでしたが、一階のランチは1000円前後で出しているようでした。
日本橋駅そば。
食べたくなるもの
これを見る、読むと食べたくなるってものはありますか?
私はいくつかあります。
例えば、『時計仕掛けのオレンジ』。観ると必ず、ミートソーススパゲティが食べたくなります。ミートソーススパゲティを食べているシーンのスパゲティが特別おいしそうに見えるわけでもなく、おいしそうに食べているわけでもないのだけど、もう食べたくて食べたくてじだんだを踏むほどです。
それから、村上春樹著の『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』の下巻の終わりほうで、主人公と女性がイタリアンレストランで食事をしている場面があるのですが、そこを読むとお腹がぐうぐう鳴って、いてもたってもいられなくなる始末です。
村上春樹作品は、どの小説もおいしそうにビールを飲み、おいしそうに食事をしていて、(例えば、『きゅうりに海苔を巻いて醤油をつけて食べる』なんてのもあるのですが、このシャリ抜きカッパ巻きが実においしそうで、思わず試してみました。すごくおいしかった。)読了後はかならずお腹が空いて、夜寝る前に読み出してしまった日には地獄です。
逆に食欲が減退してしまう小説が、ステーブン・キングの作品です。モダンホラーとカテゴライズされるだけあって、まあ、エグいシーンが多いので仕方ないのかもしれませんが、どの作品の中でも主人公が堪え難い空腹感と戦っているシーンが結構多くて、それとセットで堪え難い空腹にも関わらず、目の前に食べられる物があるのに、絶対モノを口に運べないようなことが起きてしまうんです。読めば読むほど、げっそり。なのに読まずにはいられない。
この、『読むと食べたくなる』の原体験は、どうやら幼稚園のときに読んだ、『ぐりとぐら』にあるようです。ぐりとぐらの大きなたまごで作るホーートケーキが食べたかった。毎日毎日読んで、毎日毎日食べたかった。
『ぐりとぐら』のせいかはわかりませんが、私の好きな作家の基準はいかに食べ物をおいしそうに、もしくはまずそうに書くか、というところに終始します。ミステリー、ファンタジー、SF、とジャンルを問わず何でも読みますが、好きになる作家はかならず食べ物のシーンが詳しく描写されています。
ここ何年かで、一番ひどかったのはジョアン・ハリス著の『ショコラ』。読みながら99%、口にチョコレートが入ってました。食べずにはいられないですよ、ちょっとこれは!
タイトル: 時計じかけのオレンジ
著者: なかがわ りえこ, おおむら ゆりこ
タイトル: ぐりとぐら
私はいくつかあります。
例えば、『時計仕掛けのオレンジ』。観ると必ず、ミートソーススパゲティが食べたくなります。ミートソーススパゲティを食べているシーンのスパゲティが特別おいしそうに見えるわけでもなく、おいしそうに食べているわけでもないのだけど、もう食べたくて食べたくてじだんだを踏むほどです。
それから、村上春樹著の『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』の下巻の終わりほうで、主人公と女性がイタリアンレストランで食事をしている場面があるのですが、そこを読むとお腹がぐうぐう鳴って、いてもたってもいられなくなる始末です。
村上春樹作品は、どの小説もおいしそうにビールを飲み、おいしそうに食事をしていて、(例えば、『きゅうりに海苔を巻いて醤油をつけて食べる』なんてのもあるのですが、このシャリ抜きカッパ巻きが実においしそうで、思わず試してみました。すごくおいしかった。)読了後はかならずお腹が空いて、夜寝る前に読み出してしまった日には地獄です。
逆に食欲が減退してしまう小説が、ステーブン・キングの作品です。モダンホラーとカテゴライズされるだけあって、まあ、エグいシーンが多いので仕方ないのかもしれませんが、どの作品の中でも主人公が堪え難い空腹感と戦っているシーンが結構多くて、それとセットで堪え難い空腹にも関わらず、目の前に食べられる物があるのに、絶対モノを口に運べないようなことが起きてしまうんです。読めば読むほど、げっそり。なのに読まずにはいられない。
この、『読むと食べたくなる』の原体験は、どうやら幼稚園のときに読んだ、『ぐりとぐら』にあるようです。ぐりとぐらの大きなたまごで作るホーートケーキが食べたかった。毎日毎日読んで、毎日毎日食べたかった。
『ぐりとぐら』のせいかはわかりませんが、私の好きな作家の基準はいかに食べ物をおいしそうに、もしくはまずそうに書くか、というところに終始します。ミステリー、ファンタジー、SF、とジャンルを問わず何でも読みますが、好きになる作家はかならず食べ物のシーンが詳しく描写されています。
ここ何年かで、一番ひどかったのはジョアン・ハリス著の『ショコラ』。読みながら99%、口にチョコレートが入ってました。食べずにはいられないですよ、ちょっとこれは!
タイトル: 時計じかけのオレンジ
著者: なかがわ りえこ, おおむら ゆりこ
タイトル: ぐりとぐら
A'S CAFE:有楽町
コリドー通りの入り口付近にあるお店。三國シェフのカジュアルレストランで、13:30から出るスペシャルランチが1001円でコースになっていてオススメ。三國シェフだけあってたまに聞いたことがないような食材も使われてたり、女性を意識したお肌に良さそうなメニューだったり、お店はいつも女性客で一杯です。
ただし、店内はかなり窮屈。ある意味パリのカフェを彷彿させます。
ただし、店内はかなり窮屈。ある意味パリのカフェを彷彿させます。
おやつ編アンリ・シャルパンティエ・サロン:銀座
まあとにかくアンリのケーキが大好きでして、よく食べてます。そして去年(一昨年だったかも)イートインも出来る直営店が銀座に出来るときいた時は、思わず小躍りしましたよ。
外観も古い建物をそのまま使っていてパリの石造りの建物ようで素敵です。
クレープシュゼットはちゃんと目の前でオレンジの皮からコアントローをかけてフランベして仕上げてくれます。
普段店頭で売っているケーキも、ここで頼むときちんとデセール用にデコレーションされて出てきて、倍おいしい。値段はお茶とケーキで2000円弱なので少々高めですが、銀座だし、と無理やり納得してください。
トイレの場所の隠しかたもかわゆいので、用がなくても行ってください。
銀座トレードマークセンター裏。
外観も古い建物をそのまま使っていてパリの石造りの建物ようで素敵です。
クレープシュゼットはちゃんと目の前でオレンジの皮からコアントローをかけてフランベして仕上げてくれます。
普段店頭で売っているケーキも、ここで頼むときちんとデセール用にデコレーションされて出てきて、倍おいしい。値段はお茶とケーキで2000円弱なので少々高めですが、銀座だし、と無理やり納得してください。
トイレの場所の隠しかたもかわゆいので、用がなくても行ってください。
銀座トレードマークセンター裏。